SwedenのStockholmにて、初の精進料理食事会をいたしました。 初めてのStockholmでは、50人の精進ディナーを作りました。現地の市場で、現地ならでは野菜と出会う喜びで、新たなメニューが次々思い浮かびます。
London、pop up restaurant CAROUSELにて精進ディナーイベントを開催いたしました。
Londonでは、「ポップアップレストラン」という、ユニークなレストランシステムに参加し、お陰様で大盛況でした。
旺盛なるロンドンっ子の食欲と精進への興味が、地元紙にまでも掲載されるほどです。
世界の食事事情が目まぐるしく変わる中、かつての名所もあぐらをかいでいられないご時世です。
そこには、食への限りない欲望と、世界の流通の発達、人の出入りがそうさせているのでしょう。しかし、それをも越えて、理性的な食が台頭してきているのも事実です。ガストロノミという贅沢三昧にうつつをぬかし、健康障害、はたまた環境問題あるいは、食糧、人口問題と一部の人間が贅沢三昧していることへの罪悪感となって、新たな食のあり方を、いく先々で真剣に向き合う人が増えているのもこの旅の収穫でした。
まさに、精進の時代到来!やっと時代が追いついてきた気がします。そして、それを確実に受け止めようと真摯な姿勢が、あちこちで見受けられました。残念ながら、あぐら組も未だにのさばっているのも事実です。歴史と伝統ある誇り高きはずの国でも、未だに肉やジャンクフード、レディメイドフードに溺れている現実を日々目の当たりにすると、かなり辛い気がする。
Europeは、特に今回お邪魔した北欧は、大人だなーと感心するばかりです。