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精進行脚 in サンフランシスコ no.1

2013年1月20日更新

グリーンガルチでは、どこの誰かも関係なく、まっすぐ禅と向き合っています。
お久しぶりです。
サンフランシスコに着いて、はや10日になりました。8分の1が終わりました。やっと、時差ぼけから開放され、春のような陽気のもと、現在、グリーンガルチという禅寺で毎日、精進三昧致しております。

日本の皆さんには、申し訳ないほど暖かな気候で、カラッとして過ごしやすく、さらに豊富な野菜や食料品に恵まれ、それらのほとんどが、オーガニックですから羨ましい限りです。この地域は、アメリカの中でも格別らしいです。

下手な英語を駆使しながらも、なんとかコミュニケーションをはかっています。禅堂には、ほとんどが外国人で、常時80人はいます。その人たちの食事を毎日欠かさず、朝、昼、晩と用意する典座はたいへんですが、当番でトップ二人以外は順番に手伝います。
みなローテーションで慣れたものですが、規律正しく、黙々と作業する姿には精神性の高さを感じます。

日本でも、僧堂では当たり前でしょうが、このグリーンガルチという一般信者にも開かれた 場で、ここまで厳粛にしている姿を見ると、頭が下がります。 しかも、老若男女が混在する中で、禅をさりげなく実践しているのですから、 彼らが、目指す理想的な禅は、より自由に、そして真摯に道を求めています。
最初見た時の、外国人が法衣に身をまとい、座禅や読経する姿への違和感は、 すぐに消え失せ、むしろ自然に映るのは不思議です。ここでは、どこの誰かも関係なく、まっすぐ禅と向き合っています。

朝4時からの座禅は、さすがに気を張りますが、形や姿こそ違えど、昔修行した月心寺時代を 彷彿とする空気を思い起こします。食事はさすがに、こちら風のスタイルですが、質素な中に、工夫を凝らしてみなさん一生懸命精進しています。

あすは、はじめて全てを任される、一汁一菜メニューです。
ごま豆腐と蓮餅の椀もの、ばらずし、フルーツの白和えです。
ごますりもやっと始まります。どのような反応か楽しみです。

また、ご報告いたします。
お元気で。

棚橋 俊夫